伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

一碧湖の「沼池」を歩く

2018年05月16日 | ウオーク

5月15日(火)

だんだん暑気が強まり午前10時からMr.TBと一緒する小散歩を午後4時からに切り替えることにした。

今日は5月頃に咲く清楚な野の花「チョウジソウ(丁字草)」を見ようと一碧湖に向かう。

一碧湖は8の字型をなす大小二つの湖からなり、大きい方の「大池」が広く知られておいるが葦が生い茂った小さい「沼池」の方はあまり人に知られていない。

チョウジソウはこの「沼池」湖畔の湿った草地に自生する絶滅危惧種に指定されている貴重な植物(キョウチクトウ科チョウジソウ属)で、この時期に星型の青紫色の花を付ける。

 

チョウジソウの花を愛でてから起伏の多い沼地湖畔を一周したが、夕日に照らされ葦の生い茂る沼地の景色はなかなか風趣に富む。

半周したところ辺りに30~40mもあろうかと思われる杉によく似た樹幹の高木が数十本連なっている。

この樹が「サワラ」(別名「ヒバ(檜葉)」)であることをMr.ITからおしえられていたので、あらためてしげしげ眺めてみた。

ヒノキ科ヒノキ属の常緑高木、湿地を好むというから沼池湖畔はもってこいの土地なのであろう。その見事な直幹性の大木が林立し亭々と聳える姿をこれまで見落としていたが、見上げてみればなかなかのもの。

「大池」に繋がるところだけが湖面を広げており、そこには鯉や亀が群がっている。

 

1時間ほど歩いて満足して帰る。歩数は2400歩にとどまる。

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