伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

冬日輝く小室山ウオーク

2016年01月14日 | ウオーク

1月13日     (水)     

気温はかなり低くなったが、素晴らしい天気が続いている。陽光さんさん、陽だまりに居る限り寒さを感じない。

IKOIウオーク。 小室山頂上に登り山麓を一周する。

麓の駐車場から小室山山麓を左回りに歩いて頂上を目指す。総勢6名。

駐車場前の池に氷が張っている。今年初めてみる氷だ。鴨たちは氷のないところに集まっている。 


リフトが走っている近くに、山頂にある神社へ向かう旧参道があったとかで、現在は山から崩れる土砂に埋まって跡形もなく、今は入口の鳥居だけが残されている。その鳥居の脚も半ば土砂に埋まったまま。小室山の歴史遺物となりつつある。

頂上に向かって北山麓を巡る緩やかな勾配の道を歩く。いつの間にか綺麗に舗装が整備されている。

振り返れば見事な富士山、なんども来ているが、今日の富士の山容は一際素晴らしい。

川奈のゴルフ場を左手に見て。

海の景色は少し煙って見える。しかし、不思議なことに島はよく見える。洋上に伊豆七島が連なるように並んでいる。三宅島、利島、新島、式根島、神津島、そして人の住まない小さな島、地内島、祗苗島まで。こんなふうに島が見えたのは初めてである。

頂上に達する。うっすらと雪化粧した遠笠山が美しい。万二郎岳、万三郎岳、大室山などの山の稜線もいつもよりくっきり見える。

こんな景観は初めて。おもわず息を飲むほど。


山と反対側にみる洋上にはうっすらと雲が……。だが島影だけはよく見える。

頂上、富士のみえるところで記念撮影。


南山麓をぐるり一周する道、そして長い階段を降りて、いつもと違って「つつじ園」の中を通って駐車場まで。

枯れたつつじの植え込み上に伸びた梅や桜の樹が早くも春の芽吹きを演出してくれている。これは全く期待していなかった、想定外のもの。

白梅、紅梅ともに咲いている。

もう満開といってもいいほどの白梅。

大な枝垂桜の樹、蕾はまだ。つつじの叢の上に僅かに頭を覗かせている富士。春にはここが絶好の撮影ポイントになるかも。 

陽だまりで綻びかけた桜の蕾。河津桜?

小室山麓には随所に椿の樹が植わっている。今が満開の様子。


島も山も、いつも違った表情を見せてくれた小室山ウオーク。

歩くのに手頃な距離、緩やかな坂道、高齢者向きのウオーキング・コース、車で20分もすればありつけるなんてなんとも恵まれた環境に住ませてもらっている幸せを思う。それだけではない、とかく手足まといになりかねない超高齢者の我々夫婦を受け入れてくれる有難い歩くお仲間がいるとも……

近所の「食味工房」で昼食してから解散。この日の総歩数 5300歩。 

コメント
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