伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

リゾートホテルのプール

2009年09月10日 | 日記
随分長い間、水泳から遠ざかっていた。
熱心にプール通いをしたのは一体何年前のことだったろうか?

連れ合いが近くのホテルVが計画した「水泳教室」に参加したいと言い出し、週1回ホテルまで車で送り迎えをしているうち、待機時間が面倒になり、いっそ自分も参加しようと「水泳教室」に入れてもらったのが切っ掛となった。

教室の受講生はいつも数名程度、期間中人員に若干の増減はあったが、私のほかはすべて女性(中高齢者)。「紅一点」ならぬ「黒一点」では少々気まずく戸惑いもあったが、なんとか一緒に教えてもらい、それまで変則的な泳ぎしかできなか私もクロール、背泳、平泳ぎ、バタフライの4泳法をそれなりに身につけることができた。

人にみられても恥ずかしくない程度に泳げるようになると現金なもので、「水泳教室」が終わったあとも泳ぎたくなり、ホテルVにほとんど隣接しているホテルEの室内プールに夫婦二人で時々通うようになった。
たまたまホテルEの会員券を持っていたのでプールの使用が無料というのも好都合だった。

だが、そのうち水泳熱も褪め、いつしか足が遠のいて、最近ではめったにプールに行くことなどなくなっていた。

そんなとき、ご近所に越してきたMrs. IWが片道30分以上もかかるプール教室にわざわざバイクで通っていると聞き、車なら数分、歩いても20分くらいのホテルEのプールならタダで行けますよ、ということで、会員券をお貸ししたことから、一緒にプールに行くことになったのである。

今日も出掛けたが、夏休み中のプールの混雑は嘘のよう。プールには他に人影はなく、プライベートな貸切プールと全く同様。ゆっくり、のんびり、だれに気兼ねなくMr & Mrs.IWとでプールの中の時間を過ごし帰ってきた。

1時間ほど泳いだり、水中ウオークしたりの運動の後は、疲れがほとんど残らないから高齢者には最適の運動といえよう。

「地の利、天のとき」というが、なにしろプールはすぐ近くだから気軽に行けるし(「地の利」)、それに時間だけはたっぷりある高齢者なのだから、込み合う季節や時間帯を避け適当な時間を選ぶことも出来る(「天のとき」)。

こうした貸切状態でプールを楽しむなどここに住む我々だけに許された贅沢な遊びといえるのではないか。

これからも時々利用しようと互いに話し合っている。





ほかに誰も人がいないから、遠慮することなく写真をおおぴらで写すことができる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする