京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

醍醐寺の桜

2014-03-30 06:31:49 | 2014桜

京都の代表的な桜の名所、醍醐寺の桜を御紹介します。
数年前に満開の大枝垂れに圧倒され、以来毎年、妻と二人で来ています。


醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山で、京都最古の木造建築の五重塔があります。
総門から仁王門までの間を「桜の馬場」といい、春には道の両脇に 植えられた桜並木をはじめ、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、ヤマザクラな ど約1000本の桜が咲き誇ります。

太閤・豊臣 秀吉が秀頼、北政所、淀殿など約1300名を従えて「醍醐の花見」を催したことでも有名です。

妻と私は、開門の午前9時過ぎに到着したのですが、すでに大勢の人でした。
残念なことに、昨日の午前中は、あいにくの曇り空で、桜の色があまりでませんでした。

醍醐寺の総門です。






まずは、三法院の桜です。
太閤の枝垂れ桜です。
この桜は、奥村土牛の代表作「醍醐」のモデルになった桜です。











太閤の桜の東南にある、2004年、世界で初めて開花に成功したクローン桜です。







三法院内の憲深林苑の桜です。






























霊法館の桜です。
ほぼ満開ではないでしょうか。
ここには、国宝薬師三尊像などの貴重な寺宝が収蔵されています。


















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桜の背景は、三宝院の国宝唐門です。
菊と桐の四つの大きな紋に金箔が施されています。


















大勢の人がつぎつぎ花見に訪れている参道です。








醍醐寺の帰り道、蹴上で降車し、インクラインに行ってみました。
ここは、これからです。