京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

三十三間堂 春桃会(桃の法会)

2014-03-04 06:22:03 | 京都めぐり

昨日、三月三日は雛祭り、桃の節句ですが、陽数の「三」が重なるおめでたいとされる祝節、重陽のひとつです。
三十三間堂も、三が重なることから、この祝節に因んで「桃の法会」が行われ、当日は無料開放されました。





三十三間堂は今まで数回訪れていますが、いずれも知り合いの京都観光の付き添いです。
ここは京都観光の人気の寺院に加え、無料開放ということで、朝から大勢の人が拝観に訪れていました。





10時には、華道池坊による献華と法要が行われました。





池坊華道家元が、桃一種「御池花」を祭壇の右前で献花されます。
祭壇左横には京都島津の有職雛「七段飾」が置かれています。
作品の展覧、落語席もあります。
目玉は、寂庵主 瀬戸内寂聴さんの青空説法もあります。こちらは大変な人気のようです。

まずは、仏像の拝観です。





いつ来ても仏像の多さに圧倒されます。
仏前には、池坊の方々による生け花が供えられています。
桃の花が多かったように思います。
あまりの人の多さで、押し出されるように進んでいきます。


境内にでます。通し矢や宮本武蔵の映画の舞台となった三十三間堂です。















桜の蕾が膨らんでいます。





午後行われる青空説法の場所です。





境内には梅と木瓜(ボケ) が咲き始めていました。










三十三間堂の拝観を終え、まっすぐ家に帰りました。
朝、妻が仕事にでかけるとき、「今日はお雛さんの日ね」と言って仕事にでかけましたので、私は頑張ってちらし寿司を作りました。