鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4821回】 自分都合をどこまで排除できるか?

2024年03月12日 | 住宅コンサルタントとして

仕事における評価を決めるのはお客様です。

 

どれだけ頑張って仕事をしても、

お客様に買っていただけなければ、

それは仕事をしていないのと同じ。

 

だから我々はお客様が何に困っていて、

何をしたいのか、ということに常にアンテナを向け、

お客様が買いたくなる商品やサービスを

生み出し続ける必要があります。

 

またお客様が心地よいと感じる空間をつくったり、

お客様が好感を持って下さる接客を

追求することが不可欠です。

 

そしてお客様自身、常に進化していくので、

お客様の要求レベルは日々、上がっていきます。

 

なので我々も常に変わっていかなくてはならない。

 

だから学び続け、人間的にも成長していかなくてはならないのです。

 

ビジネスの世界では、これが真理です。

 

全てはお客様がお決めになることなのです。

 

それなのに、自分の都合でしか考えないビジネスパーソンも

ビジネスの世界には多々、存在します。

 

お客様に寄り添わず、自分たちの都合で物事を考える。

 

お客様の嗜好の変化に適応した商品・サービスをつくろうとしない。

 

過去の成功体験を忘れられず、変わろうとしない。

 

新しいことにチャレンジしない。

 

こうしてお客様に選ばれなくなっていくのです。

 

変化のスピードについていけなくなった、

会社やビジネスパーソンが、

考え方を改め、顧客の要求を満たす

商品やサービスを開発しようとしても

一度、衰えたスピード感を取り戻すのは、

想像以上に大変です。

 

そんなに世の中も市場もお客様も甘くないのです。

 

自分都合というか、自分たちが売りたいものを売る、

というプロダクトアウトで成功している企業もありますが、

それはその企業の経営者や開発担当者が超絶優秀なのです。

 

凡人はプロダクトアウトで経営すると、大失敗します。

 

だから我々は、市場の変化やお客様の変化に合わせ、

自らを変えていく努力を怠ってはならないのです。

 

自分都合を排除していきましょう。

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