鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2765回】 何を見ても良いと思うお客様の気持ちが分かった

2018年07月26日 | 住宅コンサルタントとして
私、個人的にファッション、旅行(航空会社選びやホテル選び含む)、料理に関して、
非常にこだわりが強いです。

例えば、服や靴、帽子などは、いろんなお店に行っても
なかなかお気に入りの商品が無い、というのが現状で、
日本の百貨店、路面店、海外の路面店やセレクトショップに行っても
自分が欲しいという商品と出会うのが難しいです。

そしてこだわりの強い商品に関しては、
正直、店員さんに一方的に説明されるのが迷惑で、
自分のペースでじっくりと見たいです。

どれだけお得とか、最後の一着と煽られても、買う気が起きません。

すなわち、こだわりの強い商品群に関しては、
自分のペースで納得して買いたい。
店員さんの説明や売り込みはうざい、という感じです。


しかしながら、車に関して言うと、それほどこだわりがありません。

まずまず、カッコいい車であれば、いいかな、という感じ。

先日、家内の車が残り8か月でリースアップになるので、
車屋さんに行きました。

自分自身、こだわりが無いせいか、どの車を見ても良いなぁと思うし、
店員さんの話を聞いていると欲しくなってくるのです。

店員さんは当然ながら、次アポを取ろうとしてきますが、
7月は予定がタイトだったのでアポはお断りしました。

すると、営業さん、あまりプッシュしてこないのですね。

服だと店員さんにプッシュされるととてもうざいのですが、
自分にこだわりがあまりない車の場合、放置されるとちょっと物足りない。

ここで私、ピンと来たのです。

住宅でもよくある話ですが、こだわりが強く無いお客様は
A社のモデルハウスを見るとA社が良くなり、
B社の接客を受けるとB社を良く感じる。

すなわち、こだわりがあまりないお客様は、
何を見ても良いと思ってしまいますし、
違う角度から見ると、どう進めて行って良いか分からないということです。

こういうお客様には、正しい進め方や見分け方などをお伝えし、
信頼関係を構築すること同時に、ちょっと強く

「お客様に是非、これをお勧めしたいです!」
「これ、絶対にお客様にお似合いです!」

と押した方が効果的だと感じました。

皆さんのプッシュを待っているお客様がおられるかもしれません。

お客様を見極め、対応を間違えないようにしたいですね。
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