鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第178回】 JALとANAの比較

2011年06月27日 | 住宅コンサルタントとして
航空会社に対して、今まで個人的にはANAの方が好きでした。
というのは、以前のJALは本当にひどかったからです。

例えば、ある日コンサルティングが終わって空港に到着し、搭乗手続きをしようとすると、
当日乗る予定だったJAL便のフライトが中止になっているのです。

その理由が「航空機の整備不良のため」という、意味不明な理由で、
簡単に便の変更や中止が多かったのがJALでした。

また以前は、飛行機のシートなんかも個人的にANAの方がよかったです。

しかしながら、ANAも万全というわけではありませんでした。
便の中止などは、私自身ほとんど経験したことは無いのですが、
とにかくANAのCA(添乗員)は、私語が多い、という印象が強いのです。

離陸して、飲み物を配り終わって、機内販売終了後、ずっとCA同士がしゃべっている、
というシーンをたくさん見てきました。

個人的に

「(彼女たちは)仕事をしているという感覚はあるのだろうか?」

と感じたことも少なくありません。

そんな中、JALが更生法を適用し、稲盛和夫氏が会長に就任されました。
改革がはじまって数年経過しましたが、ここ最近のJALの対応は、
本当に素晴らしいと思います。

まず、CAの対応は、ANAと比較して全然上です。
接客時の笑顔や対応の一つ一つに、一所懸命さが伝わってきます。

最後に目的地に到着した後の、CAのアナウンスも

「体調など崩されませぬよう・・・」
「どうぞよい週末を・・・」

など、気持ちのこもった言葉を掛けてくれるのもJALです。

さらに、機長の機内アナウンスも、JALの方がとても丁寧です。

便の中止も極端に減ったと思います。

もともとお役所体質だった会社が、現代の名経営者の改革によって、
本当に素晴らしい会社に進化している最中のような気がします。

これからも個人的に、JALをたくさん利用したいと思います。

一所懸命の対応は、分かるお客様には伝わるものです。
皆さんの会社は、より良いサービスをお客様に提供しようと努力していますか?

その努力がお客様に伝わっていますか?
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