鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4885回】 同じものを見ても見えてるものが違う

2024年05月15日 | 住宅コンサルタントとして
会社として、お店として、壁にぶち当たった時、
成功している同じ業種の他の会社やお店を
視察させていただくということは、
積極的にやった方が良いです。

ただ、視察させていただく上で知っておかなくてはならないことは、
こちら側の理解力が無いと、
成功している企業やお店の本質が見えてこない、ということ。

理解力、というか、本質を見抜く力。
これが欠かせないのです。

先日、ネットの記事で
ブラタモリという番組でアシスタントをされていた、
林田理沙アナの言葉が紹介されていました。

「タモリさんとは見ているものは同じだけど見えているものが違う、
その差って何かというと、深く知っていること、視点を変えること、
さまざまな視点を持つことだと知りました」

同じものを見ても、見えているものが違う。

本当にその差が理解力の差になるんだと思うのです。

例えば一流のレストランに行った場合、
料理しか見ていないお客様もいれば、
店内に飾られてある絵や花も見る方もあれば、
お店の中の厨房内が見えないように工夫しているとか、
トイレの清掃状況を見るとか、
お店の客層を見てどのレベルのお店なのかを見るお客様もいます。

そしてそういう細かく深く見れる人の方が、
自分がお店を開く時、かなり近い形で再現できるのです。

視察に行くことは、とても大切。

でもこちら側の本質を見抜く力が不十分だと、
せっかく一流のお店を見ても、
本当に貴重なエッセンスを習得することが難しいのです。

本質を見抜く力。

これを習得するには、
日頃からどういうことに取り組んでおくと良いか、
皆さんは分かりますか?

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