鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3464回】 社員さんが楽しそうに働いてくれているか?

2020年06月24日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、一昨日とお伺いしていたクライアント様は、

いずれも社員さんが本当に楽しそうに働かれています。

 

もうそれは、すぐに肌感覚で分かるのです。

 

コンサルティングの休憩時間にも、

社員さんが楽しそうに雑談したり、

こちらがご提言したことに対して皆が話し合ったりと、

もう本当に雰囲気が良い感じなんです。

 

もちろん、ビジネスですから組織で結果を出さなくてはなりません。

 

だから仲良し倶楽部になって、

決めたことも実行しないとか、

ミスしても改善しない組織になってはダメですが、

今の時代、社員さんが楽しそうに仕事をしている会社に、

お客様は惹かれます。

 

逆にピリピリしたムードであったり、

社員さんが社長の表情や一挙手一投足を見て、

その場その場で発言や態度を変えるような会社は、

お客様から見て、魅力的ではないのです。

 

社員さんが楽しそうに仕事をしてくれる、

そんな会社を経営者は本気で作っていかなくてはなりません。

 

社員さんがピリピリしているのを社員さんのせいにしていては、

これまた問題は何も解決しないのです。

 

一倉定先生は、

電柱が高いのも、

ポストが赤いのも全て社長の責任である、

とおっしゃっています。

 

すなわち、社員が何をしようとも、

それは全て自分の責任である、と考える経営者が、

会社を変えていく力がある経営者なのです。

コメント
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