鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3449回】 人の話を聴く姿勢

2020年06月09日 | 人として

人が話をしている時に、

その話をしている方に耳を傾けず、

内輪でずっとしゃべっている人って、

稀に居ますよね?

 

個人的に、メチャ頭が悪く、

人に敬意をはらえない人だなと思ってしまいます。

 

話をして下さっている人が発言したことを聞いて、

自分がそれを理解できなかった時に、

 

「今の言葉って、どういう意味?」

 

と隣の人にすぐに質問したりします。

 

また、話をして下さっている人が事例として出したテーマに対して、

 

「あの事例って、

以前、ウチの部署でも、こういうことってあったよね・・・」

 

と自分が思いついたことをすぐに口に出したがる。

 

こういう人は、周囲に非常に迷惑をかけていることを理解できず、

自分の本能を最優先してしまうという、精神的に幼い人です。

 

こういう人は、2つの害を発生させています。

 

一つは、その話をじっくり聴きたいと思っている周囲の方にとって、

雑音を発生することで邪魔をしてしまっている。

 

そしてもう一点は、

話をして下さっている方のモチベーションを下げてしまう。

 

満足しているのは本人だけで、

誰も得しないことを平気でやっているのです。

 

人の話を聴く時の基本は、

相手の方をしっかりと見て、リアクションを取ることです。

 

話の途中で疑問を感じた時は、挙手したりして、

話をして下さっている方に直接質問するのが礼儀です。

 

そんな基本を理解できていないビジネスパーソンは、

やはり仕事ができない(=周囲から支持されない)のです。

 

仕事ができる人は、自分の都合や本能よりも、

周囲の方への配慮がしっかりとできる人なのです。

 

そういう一流を目指していきたいですね。

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