鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3457回】 住宅業界における最新webマーケティング

2020年06月17日 | 住宅コンサルタントとして

お客様が求めるものは、時間の経過と共に変わっていきます。

 

2000年前後は、価格が明確であること。

2006年過ぎからは、女性目線(=使いやすさ、家事のしやすさ)。

2010年過ぎからは、デザインが洗練されていること。

2015年頃からは、好みのテイスト+性能。

 

そして2020年頃からどういうことが起こっているのか、

皆さんは感覚的に掴まれていますか?

 

結論から申し上げますと、

感じの良い会社、社内の雰囲気の良い会社を求めるお客様が、

劇的に増えてきている、というのが実感です。

 

家は良いけど、その会社の人間性というか、社内の雰囲気が

イマイチ分かりにくい会社には、お客様は足が向かない感じです。

 

このことを踏まえると、2010年以前に、ちょっと流行った、

社長がカリスマっぽい見せ方をしている会社は、

俄然、時代遅れになってしまいました。

 

「私が全てのプランを描きます」

「ウチの社長に会えます」

 

的なことを営業マンに言わせていた会社が、

正直、ほぼウケない時代になったと言えるでしょう。

 

ナルシストを好ましく思わない人が増えているような気がします。

 

親しみやすくてどこか愛らしい社長さんやスタッフさんのいる会社だと、

気軽に相談できて、何だか安心だと思われるのかもしれません。

 

このあたりを理解して、まずはお客様が親しみを持っていただける、

感じのよい会社をつくっていくことが重要で、

そういう会社になってくれば、今度は伝え方・発信の仕方が

ポイントとなってきます。

 

ここを理解して、発信ができている会社に、

お客様は集まるようになっていくでしょう。

 

こうしたことを理解できず、

ただYouTubeで建物の動画ばっかり発信したり、

インスタで投稿をやり続けても、支持は広がっていかないのです。

 

皆さんの会社の雰囲気は良いですか?

 

お客様からみて、親しみやすさを発信できているでしょうか?

コメント
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