鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2582回】 もっと積極的な情報交換を

2018年01月24日 | 住宅コンサルタントとして
個人的にクライアント様に取り組んでいただきたいデザインがあります。

まだあまり使われていない外壁を使って、スタイリッシュな外観にし、
自社のセンスの良さを地域の方々に理解してもらえたら、と
勝手に妄想しています。

ただ、その仕様で建物を仕上げると、
何社かのクライアント様の話だとかなり単価が上がる、との報告を頂戴していました。

「そこまで単価が上がるのであれば、一般のお客様にはちょっと手が届かないよな。
まあ、モデルハウスで採用し、提案商材とするしかないかな・・・」

と思っていたのです。

で、昨日、お伺いしていた、とあるエリアの地元工務店さんでの勉強会。

このエリアのメンバー、実はかなりレベルが高く、
とても素敵な屋根の軒の収め方とか、過去いろいろと教えてもらっていました。

ひょっとしたら、との思いで、このメンバーに外壁の相談をしたところ、

「何でそんなに高くなるんですか?
ウチだったら、㎡4000円台でやってもらってますよ・・・」

という、衝撃の事実。

別のクライアント様には、私が推進したい外壁を施工するのに、
職人が4人以上、かかりきりでやらなくてはならないので、手間代がかかる、
という報告を受けていたのですが、昨日のメンバーからあっさりと、

「ウチ、今の現場でやってますけど、職人2人で全然、やってますけど・・・」

との答え。

何やねん、それ(笑)!


住宅会社で、優秀な会社とイケてない会社にかなりの格差があるように、
さまざまな業者さんも、イケてる会社とイケてない会社の格差が非常にあるのですね。

ということは、住宅会社は協力業者さんの勉強の場をつくらなくてはならない、
ということも言えるかもしれません。

私、全国あちこち行っていますが、
電気、設備、板金、左官などのさまざまな業者さんの地域格差って、
本当に大きいと思いますもん。

で、一つ言えるのは、経営者が取引業者を決める会社。
現場監督が新しい仕入先を増やしたい、と言っても、
その声を経営者が潰すような会社の協力業者さんのレベルは低い、ということです。

デザインの進化、商材の進化、施工の進化。
これらは本当に我々が思う以上にスピードを上げて進化していますので、
その進化のスピードに乗れない会社はすぐに淘汰されていくことでしょう。

弊社の強みの一つは、志と技術が高いクライアント様、勉強会のメンバーが多々いる、ということ。

このメンバーの情報交換会をちょっと協力業者さんも交え、
企画してみようと思います。

これは時間を作ってやる価値があると思います。

コストを上げず、センスある家を世に提供していく。
日本の住宅のレベルをデザイン面、性能面で劇的に上げていく。

こうしたことを一緒に目指していきたいと思っています。
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