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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第450回】 質の良いアウトプットのために

2012年03月25日 | 住宅コンサルタントとして
クライアントの皆様に、その会社に合ったたくさんの事例や情報をご提供し、
業績を高めるために何に取り組むべきかのご決断をしていただく。

こうした行動が、私の日々の仕事の一部です。

ということは、毎日アウトプットすることこそが、自分の仕事とも言えます。

では、さまざまな情報や事例を出すために、どんなことが必要なのか?

本を読んだり、ネットで調べたり、業界紙から情報を引っ張ったり・・・。
いろいろとやり方はありますが、私の場合、最も重視しているのは、
実際に自分が体感したり、現地に足を運んで調べた情報や事例です。

すなわち、「一次情報」で収集した情報や事例です。

一次情報とは、自ら現地に行って、直接自分が体感した情報のことで、
これがもっとも説得力を持つ情報とも言えます。

この一次情報をどれだけ持っているかで、その人の説得力、言葉の重みが違ってくると思うのです。

ですから、私自身、自分に対して年間で調査件数の目標設定をしているのです。

良い情報をアウトプットしようと思えば、質の良いインプットが必要になるのです。

これは、経営者にしても、売れる営業マンにしても、同じことが言えます。

社員さんに対し出す方針に説得力がある会社の社長は、
現場に足を運び、いろんな会社を自分の目で見て感じ、そうした事実に基づく話が多いです。
説得力のある幹部も同じです。

これが、説得力の無い社長や幹部になると、本やテレビで見た三次情報ベースで
社員さんに薄い言葉で伝えたりするのです。

だから、社員さんの心に届かないのです。

売れない営業マンも全く同じで、家を建てて下さったお客様と交流を持ち、
お客様のリアルな声を自分の言葉で伝えられるような営業マンは、
見込客に対し、とても説得力のある話が出来ます。

一方、契約した後、もしくはお引渡しをした後、お客様との交流をしなくなり、
家を建てたお客様の気持ちが分かっていない営業マンほど、薄いです。

そして会話に説得力が無いから、変なテクニックに走ったりするのです。

優秀なビジネスパーソンは、質の良いインプットするのに、怠りは無いのです。

皆さんは、良いインプットが出来ていますか?
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