![ヒメケブカガニ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/69/c251603b7fcae8abaaff22dfb50e8a17.jpg)
鳥羽市生浦湾のカキ養殖筏の下で暮らしていたカニ。
筏から引き上げられたカキが作業場に山積みになっている。その中から出てきた最も個体数の多かったカニがこのケブカガニ科のヒメケブカガニ。Pilumnus minutus
はさみ脚は左右で大きさが異なり、腕節や掌節は顆粒でおおわれているが、大きいほうのはさみ脚の掌部下側はなめらかである。
この日は甲幅約10~15ミリほどのものを20個体以上見かけた。
甲の前側縁は眼窩外歯が小さく、その後方にとげ状の3歯がある。各歯には枝状の刺を持つことが多い。
甲面や歩脚は短毛でおおわれている。
小さくて食用には適さないが、カサゴにとっては好物のようである。
2008.1.8
![ヒメケブカガニ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8a/d49a706f37286d38326df0ae27a85f07.jpg)
![ヒメケブカガニ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9f/aa13c0c8ee13fd2c9962de776321d7cc.jpg)
洗浄して乾燥させた個体
![ヒメケブカガニ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/9e/03892b5961b191b4acb88377d526c271.jpg)
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