田中川干潟の16時30分頃,海岸堤防上にアカテガニが集結していた。この日は大潮で,満潮は19時20分頃。何百とも知れぬ数である。一部は道路上でも見かけたが,ほとんどは堤防の一番高いところ,波返しの上にいる。
なぜこのような行動をとるのか不明である。
繁殖期に陸から海に集まる習性とは異なる行動だと思う。ひょっとしたら,干潟で育った子ガニたちが成人して,まもなく干潟から陸地へと移動しようとしているのかも。
堤防際に何本も生えているマサキであろうか,その枯れた果実に一部のカニたちが集まって食べていた。アカテガニは生きている鳴く虫も食べるし,枯れた草も食べる雑食性なのだ。
2011.9.30
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