海岸堤防から砂浜へ降りていく。田中川干潟の南端である。
今日は何に会えるか、いつも心ときめく。
セイタカアワダチソウの枯れた茎にトックリバチの巣を見つけた。
徳利状の巣が3個も連なっている。
下の2個の巣が三分の一ほど壊されているようだ。巣の中に入れられたさまざまな幼虫たちが巣から落ちそうになっている。
未完成の巣かも知れないと思って30分ほど待ったが、親バチは現れなかった。
未完成な巣にこんなに沢山の幼虫たちを運び込む筈が無い。
誰が巣を壊したのか分からない。
誰の巣だったのかも確かめることが出来なかった。
キアシトックリバチは複数の巣を連ねて造る事もあるというから、たぶんキアシトックリバチの巣であろうと思う。
翌日も見に出かけたが、巣はそのままであったものの、幼虫たちの姿は無かった。
2008.5.14
キアシトックリバチ
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