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カミキリモドキ科ナガカミキリモドキ亜科のシリナガカミキリモドキ Nacerdes (Xanthochroa) caudata (Kono, 1936)
鈴鹿市大久保町の奥ノ谷で,渓流脇の石の上を歩き回るシリナガカミキリモドキ♀を見つけた。この日の夜には,灯火採集を行ったところ,シリナガカミキリモドキ♂が飛来した。同定はN氏による。
原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)によると,「12-16㎜。♂♀とも第5腹板が長く,♀では釘抜状に切れこみ,♂では三角形に深くえぐれられ,生殖節の両葉は細長く,後方に伸長し,陰茎はさらに後方に長く突出し,逆棘は先端から基方に離れる。6~8月。山地に発生,灯火に集まる。本州,四国,九州。」
なお,学名はChecklist of Japanese Oedemeridae by Koji Mizota (latest update: 7.June.2003)によった。
2010.7.17
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