以前から早く会いたいと思っていた。幼虫も成虫もイタドリを食べるというので、イタドリを見かけると必ずイタドリハムシの姿を探していた。
やっと会えた。イタドリではなくて、スイバで見つけたのでイタドリハムシとは思わなかった。握りこぶしの中に入れて持ち歩いていたら、逃げ出そうとするたくましい力を感じ取れた。知り合いに見せると樹液に集まるヨツボシケシキスイだと言う。後で、図鑑で調べたらイタドリハムシであった。
この時期に見られる成虫は越冬個体。
2006.4.16 四日市市南部丘陵公園にて
体長は1㎝弱、ハムシ科の甲虫。成虫の出現期は4~10月。背中の模様は個体差がある。イタドリ、スイバ、ギシギシなどタデ科の葉で普通に見られると云う。