CS録画鑑賞「プリンセス・プリンシパル」。

　この作品も今年初めのAT-X一挙放送を一気観したのにすぐ感想書かなかった一年寝かせです(爆)。うろ覚えだよ、ヤバい…(大汗)

　その間に、続編？劇場版？の発表があったりして、注目されたアニメだと改めて感じました。ただ、現時点では大きな進展は無いようです。

　各話がCASE単位、オンエア順とエピソード順が必ずしも一致しない、前後入れ替えもあった変わり種のシリーズ構成。美少女にスパイをさせる、いかにもな設定をおもしろく見せる為の工夫がこの他にも各所に組み込まれていました。

　一番は、スパイのアンジェと守られるプリンセスの入れ替わり(チェンジリング？)。「王子とこじき」という昔の名作物語を連想させます。どちらも生きて相手と再会する為に、一方はスパイ技術(というものはあるのか？)、もう一方は王女としての教育を必死に学んだ訳で。その壮絶さを想像すると悲しく切ない気持ちになります。

　他のスパイ少女たちも思い入れが深くなるような、過去話などのエピソードが描かれ、決して軽い話に終わっていないのが良かったです。

　最終回、とりあえず無事全員生き延びる結末でホッとしました。アンジェの使用するあの不思議な球形の物体についてや国家間の争いがイマイチ説明不足で、もっとあの世界観を知りたい、浸りたいのに…という思いが残りました。公式サイトには2019年全6章で続編製作の情報が。疑問が残った点への答えを知ることが出来るはず、と期待して公開を待とうと思います！(たぶん地元ではやらないでしょう…/泣)