武士道には「喜怒色に現さず」という習いがあります。偉大なる人物を表する場合に使われます。武士が感情を面に現すのは男らしくないと考えられました。これを現代風に言うと欲望をコントロールするのは難しいから、コントロール出来るのが素晴らしいということなんでしょう。確かに喜怒哀楽の感情を面に現すことで周囲に不快感を与えることもあります。
この武士道の精神を否定するものではありませんが、野球のゲームの中で、余りに喜怒哀楽を現すことが少なくポーカーフェイスばかりだと、必死になって応援しているファンには却って物足りないと思ってしまうのは私だけでしょうか。私は人間がプレーしているのですから、悔しい表情や嬉しい表情はあった方がよいと思うのです。もちろん相手を侮辱するような仕草はダメですが、自分に対しての不甲斐なさを自分にぶつけても良いと思うのです。感情を面に出さないのは優等生だと球界では位置づけられているとしたら、私は共感出来ないですね。
この武士道の精神を否定するものではありませんが、野球のゲームの中で、余りに喜怒哀楽を現すことが少なくポーカーフェイスばかりだと、必死になって応援しているファンには却って物足りないと思ってしまうのは私だけでしょうか。私は人間がプレーしているのですから、悔しい表情や嬉しい表情はあった方がよいと思うのです。もちろん相手を侮辱するような仕草はダメですが、自分に対しての不甲斐なさを自分にぶつけても良いと思うのです。感情を面に出さないのは優等生だと球界では位置づけられているとしたら、私は共感出来ないですね。