フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

目線

2018-03-29 23:58:31 | Weblog
クライムドラマの中でよく使われる刑事の言葉に「現場百回」があります。何度も現場に足を運んで見落としがないかを確認するわけです。そこから得られる教訓は、当たり前のことを当たり前にやっているだけでは見落としや見逃しが有り得るということです。
そう言えばウォーキングを趣味としている人は経験があると思いますが、道順をひんぱんに変えることで目線がかわり、今まで気付かなかったものを道端に見つけることがあります。また、野球の解説者の発言の中に、もう少し目線を下げる、上げるなどがありますが、ボールの見方を変えることでバットが出やすくなるということでしょう。子供の交通事故を無くす対策の為に、大人が子供の目線で現場を眺める必要があるというのも、目線が大切だという証です。
そうそう子供さんとお話をする際、小さな子供さんとしゃがんで話をしているお母さんを見て、嬉しくなるのは私だけでしょうか。

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