フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

名前

2016-03-29 23:57:36 | Weblog
間もなく新しい学年が始まります。社会人になると、新入社員が入社し、学校では新入生が登校してきます。新鮮な気分は良いものです。
ところで日本では名前のパターンが時代的に鮮やかな対比を見せます。今年も小学校の新一年生の担任は、出席をとる際にはこの名前は何と読むのだろうと戸惑うこともありそうです。名前は世につれという傾向が強くなっているので、最近はその名を聞くだけでどの時代に生まれた人か、つまり大まかな年ばえがわかる仕組みになっているほどです。極端に言えば、私の子供の頃に聞いたお年寄りの名前が今の子供達に登場することがあります。そして私の同級生には「○○夫」「○○子」が圧倒的に多くありましたが、今の子供にはほとんどありません。今風は昔なら源氏名かと思う名前がずらりと並びます。一昔前はたとえ漢字で書いても読んで見ると、外国でも使えるような名前になっています。
歌は世につれから名前は世につれに変わりました。しかし演歌の会場では「○○子」さんが多いですよ(笑)。

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