干支

先日、歌謡界の大物、橋幸夫さんにインタビューしました。その時の話題に橋さんが書いた本「未年生まれは、超運すぎる人」を取り上げました。橋さんは九星術を40年も研究されたプロでもあります。私はその一つ下の申年ですよと笑ったら「近いから幸せになりますよ」と慰めて貰いました。
日本にはこのように干支がありますから、12年も年の離れたもの同士が「おお、オマエも申年か」なんて妙な親近感を持つことがあります。欧米では干支がありません。ですから「その１年」に対する奇妙な愛着も生まれませんね。日本のこのシステムはいいですね。また、欧米では血液占いもしないそうです。日本では自分は何型などとよく話題になります。干支と同じでこちらも同じ血液型だと距離が縮まります。誕生日、出身校、出身地もしかりです。ここにお国柄の違いが表れます。
日本ではいつも「似たもの」を探そうとしますが、欧米では「他と違うもの」が大切なようです。話が飛ぶようですが、そこで日本人は日本の歴史をよく理解しておくことが必要ですね。