フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ビアガーデン

2014-06-24 23:05:03 | Weblog
この季節、梅雨の中休みなどでお天気が良く、夕方から込み合う所といえばビアガーデンですね。ビールのジョッキを片手に楽しむ光景には、何とも職場にはない開放感が漂っています。これもビールの持つ特別の効能でしょうか。
さて、日本人がビールに出会ったのは江戸時代、そして幕末の開国後に日本人とビールの接点が増えていきます。あの福沢諭吉がビールの味を知ったのは、横浜の外国人居留地といわれています。その諭吉がビールのことを自伝でこんな風に語っています。『至って苦けれど胸襟を開くに妙なり』。ビールが入ってきた時代から、話しやすいアイテムとして利用されていたのでしょう。一人で飲むより皆でワイワイやりながら飲むのがふさわしい飲み物なんですね。
なにも日本だけのことではなく、世界のどの国でもビールは談論風発の酒として存在しているようです。しかし余り談論風発過ぎて、会社の嫌な思いを飲み仲間にぶつけることだけはやめた方がいいですね。

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