フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

敗れた後

2014-06-25 22:15:41 | Weblog
日本の今回のサッカーワールドカップが終わりましたね。残念ながら世界との差は歴然とありました。次に向けてどう対応していくかが問われます。
しかしその前に今回の負けを受け止めて、マスコミはじめ、すべての人達がどう敗者になるかが問題です。敗戦の犯人探しが中心となっているようではいつまでたっても世界の壁を乗り越えられないでしょう。未来永劫に続くワールドカップですから、未来に向けての戦略をプラス思考で作り上げていかなければなりません。
ドイツのコーチだったデットマールクラマーさんの指導があってメキシコ五輪のサッカーで3位になりましたが、彼の言葉の中に「サッカーはどんな展開が待っているかわからない。だってボールはこんなに丸いんだから」。恐らく日本のファンは誰もがこんな展開になるとは思わなかったでしょうが、これが現実なんです。クラマーさんはサッカーをこうも言っています。「大変なことだから素晴らしいのだ。この素晴らしいことをする人間がくじけてはならない」とも。
前を向いて歩くのです。

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