不格好

ニュースの中で大きな扱いを受ける事件の一つに子供の虐待事件があります。こうした報道に触れるたびにやりきれない憤りを覚えます。同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食う存在に、どうしてそんな気が起きるのか理解ができません。
こんなコンテストがありました。アメリカのカリフォルニア州で行われた「最も不格好な犬コンテスト」です。そのコンテストの優勝犬は巨大な頭とカモのような足を持つ4歳の雑種です。審査員はこの犬を「いろいろな種類の犬や、もしかしたら別の動物のパーツを寄せ集めたように見える」と絶賛しています。つまり不格好の極みだと評価しているのです。歩き方もヨタヨタしていますが、これがさらに評価を高めているのです。この犬の飼い主は「みんなはこの犬を良くないと言うけれど私はこの犬を愛しているの」と自慢げに話しています。このように生活をともにしていれば、会話が出来なくてもどんなにイケメンでなくても大きな愛情を感じるのが赤ちゃんであり子供達なんです。
何度もいいますが、生まれて来てくれた時に考えた子供の名前。つけるときのあのうれしい感情を忘れないようにしたいですね。