フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

よさこい祭り

2013-08-11 22:07:04 | Weblog
夏祭り、その中で全国に広がりを見せている「よさこい」の本場、高知で「よさこい祭り」が行われています。記念すべき60回目で214チームと過去最も多いチームが参加しています。4日間で2万人が踊ります。もともと「鳴子」と呼ばれる木製の打楽器を鳴らして踊るにぎやかな祭ですから、盛り上がりも凄いものでしょう。
この「鳴子」は農作業に関する道具です。実った稲を鳥が啄むのを防ぐために音を出して鳥を追い出すものです。祭の意味が収穫を喜ぶものとすれば鳴子が祭に登場するのも理屈に合いますね。阿波踊りに押されっぱなしだったよさこい祭りが勢いを持ったのは、鳴子の存在も大きいですね。
名古屋に定着した「ど真ん中まつり」もこのよさこい祭りの流れです。チームも若い人から中年までそれぞれが衣装に工夫を凝らして独特の踊りを見せます。暑さの神様もこの踊りにはちょっと遠慮するかもしれません。踊る阿呆に見る阿呆、と阿波踊りでは歌いますが、やはり踊るほうを神様は優遇するのではないでしょうか。

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