フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

2009-09-04 19:39:47 | Weblog
名古屋の水は美味しいらしい。昨日行われた名水御意見番による「きき水会」で東京、大阪、名古屋の水では、名古屋が最高評価になりました。水は命の元ですから、美味しいのは大変恵まれているわけですね。
ところでこの大切な水も普段の言葉の中では、あまり重要視されていない使い方をされています。例えば「勝負は水物」とか「打線は水物」といったように、流れる水のように定めのないところから、あてにならない場合に使われます。運に左右されて予想しにくいのを水物と言います。また、「水増し」という言葉は、安い酒は、その昔、水で薄めることもあったので水増しという言葉が生まれたようです。
このように使われる水は、どうも言葉として軽んじられているのは、普段の我々の水の使い方にも影響していると神様が判断したのかも知れません(笑)。しかし確かに今はドラゴンズの打線は水物ですよね。その点、巨人の打線は本物です。悔しいけれど。
巨人と中日はよくライバルといわれますが、このライバルも水と関係した言葉なんですね。ラテン語の「RIVUS(川)」で16世紀に川の水をめぐって両岸の住民が争ったところからライバルという言葉が生まれたそうです。最近はこの川幅が拡がり過ぎて相手が見えなくなっちゃいました。この水を飲み込む程の大きな龍が今こそ必要なんですがね。今日はゲームがないので心が落ち着いています。

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