閉鎖空間

日本人初の国際宇宙ステーション船長を務める若田光一さんが宇宙に飛び立ちました。今回は高度400キロの国際宇宙ステーションには日本からハワイへ行くよりも早く着くそうです。「特急フライト方式」というそうですから、これからは宇宙への旅も準急やら各駅停車の宇宙船が登場するかもしれませんね(笑)。
ところで日本人宇宙飛行士も毛利さんから始まってたくさん誕生していますが、宇宙飛行士を選ぶ時、何をよく調べるかわかりますか。それは、閉鎖環境での行動や会話を参考にして、協調性とユーモアを調べるそうです。協調性とユーモアとなると、宇宙ステーションだけではなく、一般の生活でも必要なことです。また、ユーモアは社会から閉ざされがちな、いろんな施設でも大きな役目を果たします。まず介護が必要な本人自体の健康に好影響を与えますし、また共同生活のなかでユーモアを上手に振り撒く人がいれば環境がずいぶんとよくなります。空間が狭くなればなるほどそうしたものが必要になってくるのです。
若田さんも半年間宇宙からユーモアを地球に届けて下さい。