フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

時間

2017-05-02 23:53:41 | Weblog
フランスのルイ十四世が王者の儀礼と言っているのはなんでしょうか。それは「時間を守る」ということです。確かに時間をちゃんと守るのは近代人にとってもマナーの第一です。
大学の先生が話していたことがありました。それは、大学の近くのバス停などで授業に遅れないように走る学生の姿を滅多に見ることがないそうです。そして遅刻しても悪びれることなく平気で教室に入ってくるそうです。しかしそれでも日本のサラリーマンは時間に几帳面であることは間違いありません。タイムカードの導入のせいかも知れませんね。ただし友人同士の待ち合わせには、携帯電話があるせいかちょっとルーズになっているところがあります。携帯で連絡すれば良いと思っているのからでしょう。友達というかけがえのない存在に対して時間にルーズになってはいけません。あの学生達にしても飛行機や列車の時間には決して遅れません。時間を守るべきと守らなくてもよい場合を区別しているのです。
貴重な友達を守らなくてよい場合に入れてはなりません。

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