自分の悪い癖はよく理解しています。それは古くさい伝統主義でなかなか新しいものに目をむけないところがあります。よく言えば流行に左右されないともいえますが、時代に乗り遅れてしまうことにもなりかねません。その言い訳は「年寄りだから」反省❗です。
このことを今日書こうと思ったのは、たまたまダーウィンの『進化論』の一節に出会ったことです。それは〔強い人間、賢い人間が生き残るのではなく、日々変化をする人間こそが生き残る〕という言葉です。つまり素敵な存在でいるためには、まず己を見つめ、把握し、そのことに応じて日々変化できる人間になれ、と教えてくれています。
年だからではなく、新しいものにも積極的に目を向けて「自分力」をアップさせることが流行りの「老人力」になるでしょう。
時々時代劇を見ていると「逢魔が時」という言葉にであいます。最近ではほとんど使われませんが、昔の人は夕暮れのひととき、家々に灯りがともるころをこう呼んで恐れていました。この自分は化け物や妖怪のたぐいがうろつき、悪さをするという言い伝えです。だから子どもには早めに帰りなさいと戒めた言葉だったのでしょう。
この逢魔が時も季節が進むにつれて時間が遅くなります。子どもの頃、外遊びが出来る時間が少しずつのびていくのが嬉しいのを感じたことが懐かしく思い出しています。
この逢魔が時も季節が進むにつれて時間が遅くなります。子どもの頃、外遊びが出来る時間が少しずつのびていくのが嬉しいのを感じたことが懐かしく思い出しています。