反復練習

プロ野球も日本シリーズが終わり、各チームは秋季練習に入っています。私はこの秋季練習こそ、来シーズンの命運を握るものだと信じています。何故ならば「器用な人ほど大成する」とは限らないと思うからです。器用な人は器用に溺れやすいからで、何をさせても一通りはできるのですが、それだけ仕事を甘くみてしまいます。つまり、器用な人ほど耐えるのが苦手です。
元中日ドラゴンズ監督の落合さんも著書「采配」で、飲み込みの早い人は忘れるのも早く、指導者の悩みの種になっていたと書いています。つまり、自分が不器用だと自覚している選手ほど何度も反復練習し、時間をかけて覚えます。こうしていったん身についたら今度は体がウソを嫌うようになるからです。
秋季練習は兎に角反復練習には持って来いの時期です。
子供にも反復することこそ大切だと教えることです。