世論調査

ある放送局の世論調査を見ました。その中で参議院議員選挙の注目する公約事項は社会保障問題でした。数字的には憲法問題でもありません。保育所の問題など生活に身近な案件は山積していますから、当たり前のことでしょう。高齢化の時代でもあり、親の介護や医療費も深刻な問題です。
こうした傾向は江戸時代の後半から始まりました。この頃から七十代半ばまで生きる人も珍しくなくなりました。おそらく食べ物の種類が増え栄養状態がよくなり、それにつれて高齢化の問題も噴きでてきました。親の介護が長引き子供達の重荷になってきます。医療費も重なってきました。そんな昔に逆戻りはしないでしょうが、高齢化に備えて作ってきたはずの制度が音をたててきしんでいるようです。それだけにさらに、将来にわたって必要なお金をどうやって手当てするべきかを、また、見直していくかをはっきりと各政党が社会保障政策を示さなければなりません。これこそ判断材料です。