フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

エボラ出血熱

2014-10-19 19:39:48 | Weblog
エボラ出血熱の猛威が収まりません、というよりもかなりの勢いで拡がっているようです。今や治療に携わった医師や看護師さんにも感染の拡がりを見せています。とくに感染するとかなりの確率で死に致るだけに、すべての国が対策をとる必要があります。
今、日本はこうした驚異に対応しているのでしょうか。幸い、日本では感染者がないのでと無対策になっていないでしょうか。予防原則は危険には早めに手を打つことです。何か危ういものが出現したときには政府や自治体は国民の健康を守る側に立って行動しなくてはなりません。事前の備えは過剰防衛になることもあります。それは社会的コストを増やすかもしれません。しかしたとえそうであってもやり直しがききます。対策を怠って国民の健康に害をもたらすよりはるかに良いのです。グローバルの世界にはもはや国境がないといっても過言ではありません。それだけに予防に対する水際作戦始め、諸々の対策にはより神経を使う必要があります。政治は国民を守ること、それに尽きるのです。