フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

バイプレーヤー

2013-09-18 23:28:46 | Weblog
数多くある記念日の中で良く出来ているなあと思ったのが今日の「かいわれ大根の日」。何が良く出来ているかというと、形から入っているんですね。8の下に1をつけるとかいわれ大根の形になるという発想が素晴らしいですね。
かいわれ大根の持つほろ苦さは決して主役ではないけれど脇役として重要です。またまた野球の話で恐縮ですが、チームにこうした脇役がいるかいないかで成績がずいぶん違って来ます。その代表が巨人のピンチランナーの職人、鈴木選手ですね。例えばツーアウト1塁でも鈴木選手がピンチランナーに起用されるともう大ピンチの感じになって来ます。見ている我々がそう思うのですから、守っている投手や野手もそんな感覚に陥るでしょうね。こうした存在が見事な脇役なんですね。
映画の世界でも脇役で光る演技を見せて評判をとると主役に抜擢されることが多くあります。国民的ドラマの草分けの水戸黄門の初代、東野英次郎さんなんかが当てはまりますね。才能があればどのたち位置でもキラリとひかります。だからこそ目の前の仕事に全力投球ですよね。