フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ワンツー

2011-03-29 11:54:26 | Weblog
ラジオから流れる曲は、やはり大震災の後を受けて、応援歌風の楽曲が多くなっています。「上をむいて歩こう」や「三百六十五歩のマーチ」などがよく聴かれます。「三百六十五歩のマーチ」といえば、ワンツーワンツーというフレーズが有名ですが、先日は日本馬のワンツーがドバイW杯の競馬で見られました。日本の競馬史上初の快挙でした。こうしたニュースは暗い感じになっている日本を元気づけてくれます。
ワンツーは一歩ずつ踏み出して行く時の掛け声にも使われます。その一歩を声を出すことから始めてみませんか?ショックを受けると「声も出ない」と表現します。逆に再生の始めは声を出したり、声をかけたりして見ることです。胸の中のもやもやを声とともに吐き出してしまえば、足の踏み出しも楽になるようです。
次のワンツーは足を実際に踏み出して見ましょう。自分の視線の先に開花した桜の花があります。なかなか浮かれる気分にはなれませんが、どんな状況でも咲いた桜から、力を貰うことが出来ます。
さあ、ワンツーワンツーと声を出しながら前をむいて歩きましょう。