マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ル・ジタン」

2023-06-06 10:15:54 | フランス映画&ドラマ

Le gitan 1975年 フランス・イタリア作品

監督 ジョゼ・ジョヴァンニ
製作 アラン・ドロン
出演 アラン・ドロン ポール・ムーリス  アニー・ジラルド レナート・サルヴァトーリ マルセル・ボズフィ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ベルギー、オステンデ。警察がロマ族の集団がいる場所へ出向いてきた。セナールという人物を訪ねた警察は、息子のユーゴが来ていないかと聞くと、彼は知らないと警察を追い返した。
だが、その後、隠し場所からユーゴは出てくる。
ユーゴ、通称ル・ジタンと呼ばれるその男は、警察が必死に行方を捜している人物だった。何故なら、3年前に仲間を追放した村長を殺害し、無期懲役になるも、刑務所で出会った強盗犯のジョー、通称ボクサーと彼の相棒ジャックと共に脱獄し、フランス中を荒らしまわっていたからだった。
一方、金庫破りのヤンは、本日も華麗に難しい金庫を開け、宝石を盗んでいた。
帰宅すると妻が誰かと電話をしているのを見掛け、彼女が嘘をついていると腹を立てるのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ブログ再開にあたり、先月カンヌ映画祭が開催されいたので、その映画祭でスカウトされた、アラン・ドロンの出演作を紹介します。(苦しい理由)

ロマ族=ジプシー=フランス語で、ジタンというのだそうだ。(参考:ウィキペディア
映画を観ていると、時折出てくるロマ族。
あまり喜ばれない理由は、よそ者でありながら、その土地柄に合せようとせず、自分達の主張ばかり強要するからということのよう。
それに、この作品のように、犯罪を犯して手っ取り早く金を手に入れようとする者達が多いからという理由のようだ。

ドロンが、自分自身に近い役ということで、製作にも関わった1本。まあ、女性ファンには不評であったというから、そこは納得であるけども。

観ていて気の毒だったのは、金庫破りのヤン。
災難としか思えなかったなぁ~。
だって、逃げる先々にジタンがやってくるのだもの。友達でもなんでもないんだけどさ。
もしかして思考が同じだったのかな?(~_~;)

それでは、ジタンことドロンはと言いますと。
いつも冷静だけども、一族や仲間に情熱を持っていて、見捨てることが出来ない人物。
そういう所は、男気って感じで良いのだけど、外見がなぁ・・・。( ̄。 ̄;)
あの髪型にお髭姿。
あえてだらしなく、ダサダサにしたらしいのだけど、まったく似合わなかったのだ。もう、カツラ被っているようにしか見えず。(^◇^;)

そうそう、何故に、追われる身の人達ってケガすると獣医さんの所へ行くのだろうか?
生き物相手だから、医者が随時いるからってこと?
それとも、医者よりも多く存在するってこと?
いろんな誤魔化しがしやすいって事なのかもなぁ~。(あくまでも個人的な妄想です。)


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