In einem anderen Leben 2005年 ドイツTVスペシャル
監督 マニュエル・シェベンマン
出演 サブリナ・ホワイト マックス・ヴォン・サン ハンス・マイケル・レバーグ ハンナー・ヘルツシュプルング
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
列車から一人の女性が逃げ出した。民家に入り、服を盗み、歩いていると、ドイツ軍のジープに出くわしてしまう。
とっさに彼女は、ドイツ人だと嘘をつき、野戦病院に勤める事になった。そこへ、ケガをした兵士ヴィリーが運び込まれてきた。彼は彼女を見てから気にかけ始める。だが、彼女はどうにか彼を避けようとする。
何故なら、彼女、リナ自信はジプシーでロマ人(少数民族)の収容所へ行く列車から逃げ出して来たからだった。
そんなある日。彼女を雇ってくれたドイツ軍兵士に襲われそうになった、リナは誤って殺害してしまう。事情を聞いたヴィリーは彼女を逃がそうと試みるのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ナチがユダヤ人を~というのは知っていたが、少数民族も収容所送りにしていたとは知らなかった。
純なドイツ人しか認めなかったという事になるのだろうか。ひどいなあ~。
芸術でつながるとういうは、素晴しいよね。
ヴァイオリンとピアノ。
きっとそういう人達は何となく相手もそうだっていうのを見抜く感覚があるのかもしれない。それとも、タダの偶然かな?
芸術関係にほど遠い自分には分からない感覚だけども。σ(^◇^;)
彼女の同僚というか同室の女性のやさしさに涙だった。
きっと彼女は薄々勘づいていたのかも?
何しろ、彼女に殺される悪徳兵士が、「ワイルド・エンジェル」に出演していた気の良いパパさん役の俳優さんだったから驚いたのだ!
うわ~嫌らしい~って感じで上手かったぞ。
戦争もので女性が主人公となるとなんとなく先が見える。
そして、すげ~という女性の底力を見せつけられてしまう。
しかし、ヴィリーの両親には苛立った。
気持ちも分からない訳ではないけども、なんだかだんだんそういう考えしか出来ないのかと悲しくも思えたりした。
そうそう、一番ハラハラしたのが、逃がす為に乗せた車をナチに調べられるシーン。
手出しが出来なヴィリーの目の前で、車が検査されるのだ。
何処に隠れているかと思ったら・・・。
暗闇だったから発見されなかったかな?なんて思ったりもしたけどね。
見終わって調べたら、「4分間のピアニスト」の主演女優ハンナー・ヘルツシュプルングが出演していたと判明。
しかし、どこに出演していたか、どうしても分からない。
あの映画以外、以外と存在感ないんだよね、彼女。
良い女優さんになると思ったんだけどなあ。