The Last Duel 2021年 アメリカ作品
監督 リドリー・スコット
原作 「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」 作:エリック・ジェイガー
脚本 ニコール・ホロフセナー マット・デイモン ベン・アフレック
出演 マット・デイモン アダム・ドライヴァー ジョディ・カマー ベン・アフレック
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
史実に基づく物語。
1386年12月29日パリ。
決闘裁判が行われようとしていた。王の前には、対決する2人の騎士と、女がいた。
第1章:ジャン・ド・カルージュによる真実。
1370年、リモージュの戦いで橋を守り切れなかったジャン。友人ジャックの命は助けたが、ピエール伯爵からの信頼は失った。
しばらくしてそのジャックが税を徴収にきた。事情を話すと、伯爵に気に入られているジャックは、話して優遇してもらうと言ってくれたが・・・。
やがて、ジャンはマルグリットを妻に迎え、旧友のお祝いでジャックと再会し、仲直りをする。
しかし、家を空け戻ってくると、妻はジャックに強姦されたと告白してきたのだった。
第2章:ジャック・ル・グリによる真実。
旧友のお祝いでジャンの妻マルグリットを見掛けたジャックは、彼女を気に入る。やがて、1人になったとき、家を訪ねるのだった。
第3章:レディ・マルグリットによる真実。
財産を持ってジャンと結婚したマルグリット。だが、どうしても子供を授かることが出来なかった。
そんな時、ジャックを見掛け、興味を抱く。やがて、1人でいる時にジャックに押し入られ、留守にしていた夫に彼に強姦された事を告白した。
すると、ジャンはジャックを王の前で訴えると言い出すのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
公開当時、映画館へ行く予定だったが、何故か行きそびれ、やっと観賞した1本。
すっごく、見応えがあった1本。
さすが、リドリー・スコット監督っと思ってしまった。
それぞれが主張する真実。そこに矛盾は生じない。それぞれの思惑が読み切れず、楽しい難しさだった。
個人的にはどうしても、俳優の好き嫌いで感情移入してしまったのだけども・・・。(^◇^;)
それでは、
好きな俳優マットが演じた、ジャン・ド・カルージュはと言いますと。
頬に傷がある騎士でした。
すっごく真面目というか、もう少し、気楽に世の中を渡っていけばいいのに~と思える人物でした。
苦手な俳優ドライヴァーは、ジャック・ル・グリ。
こやつが、ジャックとは正反対な人物で、ムカついたのなんのって。
そして、もっとイラッとしたのは、ピエール伯爵。
演じるは、金髪のアフレックでした。
決闘のシーンは、ドキドキハラハラ。
しかし、冷静に考えたら、疑問がたくさん。
もしかして、一番の気の毒は、ジャックだったかもしれない・・・。(意味深)