マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「パッション」

2014-10-21 19:44:29 | 好きな俳優 ベンヤミン・サドラー

Passion  2012年 ドイツ・フランス作品

監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 レイチェル・マクアダムス ノオミ・ラパス カロリーネ・ヘルフルト ポール・アンダーソン ベンヤミン・サドラー 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
世界的広告会社のベルリン支店。
PCの画面を見ている二人は、携帯電話のCM動画がどうにもしっくりこない。上司のクリスティーンも部下のイザベルも同意見だ。
そして、イザベルはあるアイディアが浮かび、助手のダニをモデルに動画を撮り直す。クリスティーンもその動画を気に入り、イザベルは、ロンドンのプレゼンも任された。
現地へ行き、同行してくれた同僚のダークと一夜を過ごしたイザベル。彼はクリスティーンの恋人でもあった。
プレゼンを終え、支店へ帰ってくると、CMのアイディアを出したのは自分だと言い出したクリスティーンが、本社への復帰を勝ち得ていた。さらに、会社への汚職をダークが行っていると言いだし、その事でイザベルは彼と別れた。
そして、クリスティーンの巧みな演出で、社員すべての前で恥をさらしたイザベル。
その後、クリスティーンは何者かに殺された。
警察は、初めに、イザベルを疑るのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
監督の作品は数本見ているが、アントニオ・バンデラス出演の映画「ファムファタール」を思い出すようなサスペンスだった。
(女性が主人公だからだろうけども)

コレを見ると、
上司と部下でどんなに仲が良くても、女性って相手に怒りを覚えると冷酷なんだなあ~と思ってしまった。
まあ、分かる気はする。
だって、クリスティーンは、殺しても殺したりないような人物だったから。(^◇^;)
匠に人々を操っていたわな、クリスティーン。ムカついたわさ。
その点イザベルはけなげ。
しかし、演じているのが、ノオミちゃんだから、そこはそれ映画「ミレニアム」ですよ。(なんのこっちゃ!!)

やっぱそう来たか~の展開。

一番けなげだったのは、助手のダニだな。
演じていたカロリーネちゃんも良かったからなあ。

本来の目的は、
ドイツ人俳優、ベンヤミン・サドラー。(*^^)v
きゃ~彼がメジャーな映画に出演するわ~とわくわくしながら、日本公開を待った。
劇場へ見に行けなかったから、(田舎は上映してくれない)DVDになるのを、またひたすら待ってやっと観賞できた。
彼は、事件を担当する検事。
イザベルに疑りを持つ人物。ドイツ警察だから、彼だったみたい。いや~以外と怖い人物でしたよ。いつもの優しく紳士な雰囲気はなかったかな。あと少しという所だったんだけど。(何がは、ネタバレになるので言いません。)

他にもドイツ人俳優さんが出演していて、舞台もドイツだったから、嬉しかった。

久々に監督さんらしいというかのサスペンスで、二転三転する展開は、上手いな~と感心した。

ラストも、このまま煮えきれないのかと思ったよ。

一人の男性を巡って二人の女性の恋愛ってやっぱ成立しないんだよね。逆は何故か成立するんだよね。いつも思うが不思議だよ。 


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