マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「最後の騎士マクシミリアン 権力と愛の物語」

2023-01-04 10:34:59 | ドイツ映画&ドラマ

Maximilian 2017年 オーストリア・ドイツ・ハンガリーTVミニシリーズ 全6話

監督 アンドレアス・プロハスカ
出演 ヤニス・ニーヴーナー クリスタ・テレ ジャン=ユーグ・アングラード ステファン・ポール ニコラ・ヴァンズィッキ アンドレ・ペンヴルン トビアス・モレッティ シルヴィー・テステュー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
15世紀。ブルゴーニュ公国のシャルル突進公は、ナンシーの戦いで敗れ国王が死んでしまった。
娘のマリーが王女となったが、富はあるものの戦うすべがなく窮地に立たされていた。
一方、国王が亡くなったことを知った神聖ローマ皇帝フリードリッヒ3世は、前から話しを進めていた息子のマクシミリアンとマリーの結婚を推し進めようと、息子にその事を告げるのだった。
同じ時、フランスでもマリーと息子の結婚を国王ルイ11世が策略していた。
国王は、相手のマクシミリアンの殺害を企て、暗殺者を送った。
そうとは知らないマクシミリアンは、マリーとの結婚も乗る気ではなく、側近で友人のプールへムと共に密かに城を抜け出し狩りへと出かけてしまう。
そこで、暗殺者達に襲われてしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
神聖ローマ皇帝となるハプスブルク王家の基礎を築いたマクシミリアンがブルゴーニュ公国を統一するまでの物語。
とはいえ、
歴史はとんと苦手なので、細かくは突っ込まないでいただきたい。

ありがたいことに、その国の言葉でそれぞれが話しをしていたので、この人は、あの国の人で、この人は、あの国の人でと敵味方がわかりやすかったからよかったものの、そうでなかったら、きっと混乱したでしょう。

このブルゴーニュ公国には富があるので、こぞってみんなそれを狙うのですが、周りは、戦えるが富がなくマクシミリアンも助けを求められ、マリーの元へ駆けつけようとしますが、途中借金で足止めをくらうことになってしまうのでした。
こんな時代でも、金なんですなあ。

写真もない時代。
どうやって互いを知るのかと思ったら、そこは、ちょっとロマンティックでした。

基本、邦題の通り、権力と愛の物語。
なので、戦うシーンが少なくて、アクション好きな自分としては、物足りなかったかな~。

それでは、目的のヤニス君はと言いますと、主人公のマクシミリアンでした。
自分がこうと思ったら、それを貫き通す強い意志の持ち主でした。
頭の切れもよく、言葉が通じない国に来てもじょうずに国民の気持ちを汲んでいました。
マリーとは言葉が違えども通じるものが多かったらしく、愛し合っていましたっけ。
たださっきも言ったけど、甲冑姿が格好良かったので、もう少し戦うシーンが見たかった~。

そうそう、互いの側近の恋物語が切なかった~。
主人公達よりも、ドギマギしてしまったよ。


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