Männer wie wir 2004年 ドイツ作品
監督 シェリー・ホーマン
出演 マキシミリアン・ブリュックナー リサ・マリア・ポットホフ デヴィッド・ロット クリスチャン・ベルケル アンドレアス・シュミット カルロ・リューベック
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
地元サッカーチーム「ボールド・ラップ」のゴールキーパー、エキー。あと少しでチームがマイナーからメジャーに昇進するという大切なPK戦。惜しくも、ゴールを決められ、メジャーへの夢が消えてしまった。
チームエースのウドーにバカにされながらも、同じチームで友人のトビーに慰められ元気を取り戻したエキーは、思わずトビーにキスしてしまった!!
自分でもどうしてそんな行動を取ってしまったのか分からないまま、ウドーにゲイだと騒がれ頭に来たエキーはゲイチームを作りウドーに勝つと宣言してしまうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ作品を何気に見ていたら、びっくり仰天!ベルケルさんが出演しているではないか!!(@_@)
昨日も話した通り、彼のイメージは軍服。
現代劇にあたっても、お堅い役柄が多い中、意外な役柄と作品のジャンルにびっくりしたのだ。
彼のコメディ作品って初めてみたかも?
他にもないのかな?と思って少し彼を追いかけてみたので、今週の掲載となった訳なのだ。
ところで。
ドイツでもゲイが多いのか?
彼が都会に住むお姉ちゃんの所へ行き、選手を集める為にゲイだけが集まるお店へ夜な夜な繰り出すのだ。個人的なイメージはイギリスなんだけども、ヨーロッパは多いとは聞いていたが、ドイツまでとは思わなかったのだ
そうそう、エキ-の姉ちゃんの一言が最高に楽しかった。
「なんで、いい男(イケメン)は、みんなゲイなの?」
ごもっともでございます。(確率高すぎ!)
さて、
本題のベルケルさん。ハードゲイで子持ちのルドルフだった!
同じ格好をした友人とハーレーを乗りこなす男っぽさなのにゲイなので、楽しくって面白くってすげ~上手いと感心してしまったのだ。
ゲイということで、離婚しちゃって、奥さんの元にいる息子に頑張る姿を見せるのだ!という姿は、めっちゃ感動的だったしね。
そうだ。
そのチームのユニフォームが、ピンクのAdidasだったんだよねえ。
なんで、ピンク?なんて思ったけれども。(分りやすすぎるよね)
「ヴィーナス11」にも似ているが、なんたって、こっちはゲイ専用。
嫌らしくないけど嫌らしい感じの面々だったし、同性愛者だから、おなべも登場していた。
そんなチーム編成が楽しかったし、皆で練習する風景も面白かった。
ところで、このチーム名が「ラトゥーン・ナラ-ズ」=「木のソーセージ」って危ない意味があるのかな?
(妙に気になったので)
追記 2019.1.2
カルロ・リューベック=ウドー
彼の役は、主人公のエキーに文句を言う、チームのエースでリーダー的な存在のウドー。
試合に負けてロッカールームで、エキーを責めまくり、
彼から、「彼女にもう片方の耳を咬んで貰ってミスター・スポックみたいにしてもらえよ~。(だと思う)」
と言われちゃう意地悪なチームメイト。
「こいつゲイだ!だから童貞なんだ~」という始末に負えない、典型的な敵役。
ドルトムントの試合観戦で、再会。
エキーからおしっこをかけられ、ケンカして、クビ絞められるちょっと可愛そうな役でもありました。
しかし、
彼自身、若い時はサッカーチームに所属していたらしく、サッカーシーンは実に上手い!
演技ではなく経験者って感じでした。
なので、エキーの手を踏んでまでゴールを決める野郎なのですが、
ボールを入れたときは一緒に、やった~!とガッツポーズしちゃったくらい上手かった~(^_^)v。
敵役、悪役なので、ラストも負けちゃいますが、彼の悪役は、あまりないみたいです。
貴重ないじめっ子役だったかも。(^◇^;)