Tod aus der Tiefe 2009年 ドイツ・オーストラリアTVスペシャル
監督 ハンス・ホルン
出演 ラヴィニア・ウィルソン ヒュベルトゥス・グリム ファーリ・オーゲン・ヤルディム カーチャ・ヴァイツェンバック ザヴィエ・フッター
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
海洋上。
WBO社のレフティング油田掘削基地に事故が発生した。プラット部分が傾いてしまったのだ。必死に原因を探る、作業員のセルゲイや、従業員のナターシャ達。
海岸付近の住宅街。
医者のエヴァは、久しぶりに娘と過ごしていた。だが、楽しい一時ももうすぐ終わりを告げるのだ。何故なら、離婚した夫ベルントが娘を迎えに来たからだ。夫と共に、海へ出掛けると嬉しそうに自分の元を離れていった娘。彼女は、後ろ髪を引かれる思いで病院へと出勤する。すると、運ばれて来た患者に異変が起こった。すべてを吐きだしたかと思うと、そのまま死んでしまったのだ。どの患者も海を泳いでいたからだという。
エヴァは、娘の事を思い出し、夫に連絡を取ろうとするのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週はいつものようにドイツ作品を紹介しようと思う。
現在、個人的に読んでいる本『深海のTrl』というドイツ人作家フランク・シェッツィングが書いた作品にちょっと似ている感じがしたこの物語。(本はまだまだ読み始めたばかりで、真相は分からないが)
キャメロン監督の映画「アビス」にも似た感じの海洋が舞台の物語。
泳げない自分でもこれはちょっとびっくりだったなあ。
パニック災害ものともちょっと違う、エイリアン的な侵略ものともちょっと違う分類に思えた。
TVスペシャルだったからかもしれないが?(ドイツORF社制作)
あらすじの補足をすると、
この油田の事故と原因不明のこの奇病とが、ある事でつながるのだ。
さらに、いろんな立場の人々のいろんな心情も関わってくるのだ。
誰かが自分の利益を得ようした地点で問題は必ず発生する。
ましてや、新種の生物関係になるとベタベタな展開はいつもの事。
映画「エイリアン2」みた人ならそれなりに分かると思うが。
でもまあ、
そういう職業バカがいるからこそ、いろんな謎も解明してきたから一丸に悪いとも言えないと思うのだ。
だが、時と場合ってのがあるとも思う。
意味深で分りににくい解説になっているが、詳しく話すとネタバレになってしまいそうなので、ご勘弁を。気になる方は、そう!鑑賞して。(爆)
全体的に初めて会う俳優さん達ばかりだった。
しかし、一番驚いたのが、変わり者の学者フィン役で登場した、ファーリ・オーゲン・ヤルディム。
最近「コブラ11」でゼミルのいとこアラジンを演じた俳優さんだったのでむっちゃ覚えていたのだ。
あの時と同じ感じのかる~い男。どう見ても科学者にはほど遠い印象だったが、いい奴だったのだ。
そして
ものすごくちょい役で出演したザヴィエ・フッター。
「トルネード・チェイサー」では準主役だった彼は、今回エヴァの夫ベルント役ですぐ・・・(――;)。
この方、以前も別の作品で見かけたが、その時も脇役中の脇役だったのだ。そういう配役が多いのか?
まあ、それに気がつく自分がマニアックすぎって事だろうけども。(^O^)v
そうそう、
エヴァと恋に落ちる連邦環境庁のクランツの携帯の相手が~というオチは恐れ入った。
ちょっと以外だったぜ。