The keeper The Legend of Omar Khayyam 2005年 アメリカ作品
監督 ケヴィン・マシャイエフ
出演 アダム・エシャーリー ブルーノ・ラストラ ヴァネッサ・レッドグレーヴ モーリッツ・ブレイブトロイ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
カムランは、病院で入院しているナデルから11世紀のペルシアを舞台にした物語を聞いていた。
11世紀。
青年のハイヤームは、幼くして両親を失い、天文学者に能力を見出され、彼のもとで勉学に励んでいた。友人のハサンとダリヤといつも3人で遊んでいたハイヤーム。
しかし、3人が年頃になったとき、奴隷の子として生まれたダリヤは金持ちに売られていってしまった。彼女の事が諦めきれないハイヤームは彼女を探す旅に出た。その途中で、将来のペルシアを支配する、マルクシャーに出会うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
現代のカムランが、聞かされた物語の続きを追い求めながら、歴史を語るという面白い演出のこの作品。
歴史が好きとか、この時代の事が少しでも分かる人ならば良いのだろうが、歴史がダメで、まったく時代背景が分からない自分にはちょっと理解しにくかった。
結局は何世紀にもわたって語り継ぐというのが大切だと言うことを言っているのだと思うのだけど。
歴史のお話はパターン。
だいたい幼い頃から男性2人の女性1人のタッチ関係(あだち充のアニメ、「タッチ」にちなんで、上杉兄弟と朝倉南の関係からそういう状況の3人をたとえて言うらしい。または、ドリカム関係)は問題が起こるのだ。
そして、だいたいが積極的じゃない方と結び付く。
ラストは分かるような結末だった。ハイヤームにとっては、辛かったけどね。
さて、目的のモーリッツ君はといいますと、この後のペルシアを支配する権力者マルクシャーだった。
ハイヤームの友人かつ、雇い主という事になるのかな?
ハイヤームは彼のアドバイザーになるのだから。
なので、ちょっと、大丈夫か?みたいなリーダーだった。(爆)
知的な主人公に対してだから仕方ないけれども。
それにしても、似合うなあ、時代物の衣裳。
それに、そんな雰囲気があっているから凄いぜ。
何を演じてもいつも上手い、モーリッツ君だったのだ。
でも、ちょっと笑えちゃうのだけどね。そのとぼけたような風貌は・・・。(笑)
ラストは、十字軍とイスラム教徒の戦いという事だと思う。
十字軍ってキリストだよね。
いつも思うが、強引に押し進める宗教って本当にいいものなのだろうか?と思ってしまう。
次回は、先日映画祭で大好評だった映画を紹介する。
ドイツでは12月のクリスマスに公開予定だから、本国よりも早く見れて嬉しかったぞ。
映画祭、ばんざ~い!だぜ。(^O^)v
価値有るものだ・・・と言いたいのだと思います。
アメリカ映画「きっと忘れない」のメッセージと同じに。
コメントありがとうございます。
初めまして。
深く感激したことを語り継ぐ。(う~ん、深い)
>アメリカ映画「きっと忘れない」
すみません。未観賞なので、なんとも言いがたいです。σ(^◇^;)
貴重なアドバイス、ありがとうございます。
宗教がからむとどうも苦手意識が働いてしまって・・・。
これに懲りずにまた遊びに来てくださいね。