Tattoo 2001年 ドイツ作品
監督 ロベルト・シュヴェンケ
主演 アウグスト・ディール ナデシュカ・ブレニッケ クリスチャン・レドル イルクナー・ババディル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
夜中。
背中の皮膚を剥がされた全裸の女性が道路上で必死に逃げていた。だが、車に引かれ、引いた車もバスと衝突し炎上する。
黒焦げの死体となったその女性の胃袋から、食いちぎられた人間の指が検視によって発見されるのだった。
警察学校を卒業し殺人課へ来たシュラーダーは、その課でも問題児とされるミンクスと組む事になってしまった。
二人は、ぎくしゃくしながらも、黒焦げになった女性の事件捜査を始める。実は、剥がされた皮膚には、タトゥーが入っていたことが分かり、そのタトゥーは、ネット上で取引されているというのだ。シュラーダーはまず、彼女の友人マーヤに会う。彼女もまた、日本人のイレズミ師ヒロミツの作品を背中に入れているというのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、ドイツ人俳優、アウグスト・ディールの出演作品を紹介しようと思う。
彼が気になって主演作品がないか探した所、まずあったのがこの作品。
オープニングのシーンで、「しまった~またホラー映画かよ~」と後悔していたら、普通のサスペンスでホッとした。
しかし、コレクターという人物の部屋はなんとなく気持ち悪かったぞ。( ̄。 ̄;)
それでは、早いですが、
目的のディール君はと言いますと。主人公シュラーダーが彼だった。
すら~としたスタイルでいつも何か影がある雰囲気に興味がそそられるのだが、今回もなんとなく意味深な感じの彼だった。
不良っぽい振る舞いで以外に思えたけども、似合っていてかっこよかったなあ。しかし、彼の心理的な感情がいまいち伝わってこなかった。
何を考えていたんだろう?
ある方と一晩過ごしてしまうほど、魅力的な彼なのは分かるが、彼の笑顔がないのが寂しく思えたのだ。
それって、自分だけかな?σ(^◇^;)
刺青が他の国では芸術品に近いのは分かるが、取引するのはどうかと思う。
遺体となってから~というコレクターの言い分だったが、それでも、どうかなあ~と思ってしまった。
紙に書いた絵とは違うのだからさ。
その神経がよくわからなかったが、自分の体に刻むのもよく分からない。
基本的に痛い事が苦手な自分は、見ているだけでも、うげぇ~と思ってしまうのだ。
シールとかだったらいいけども、本当に入れるとなると・・・。(-_-;)
ファッション感覚的な感じらしいが、どうも理解しがたいなあ。
物語は、ドイツらしい、くら~い結末もあり、さらに、煮えきれない部分もあった。
ラストも、う~ん。(-_-)
これまた理解に苦しんだのは言うまでもない。σ(^◇^;)