マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「マクベス巡査 シリーズ2」

2007-09-12 08:35:04 | 好きな俳優 ロバート・カーライル

Hamish Macbeth  Series2  1996年 イギリスTVドラマシリーズ 全6話

演出 パトリック・ロー ニコラス・レイン 
原作 M・C・ビートン
脚本 ダニー・ボイル スチュアート・ヘップバーン
主演 ロバート・カーライル ライフ・ライラック シャーリー・ヘンダーソン ヴァレリー・ゴーガン

第1話「A Perfectly Simple Explanation」=「悪魔になったマクベス」
第2話「In Search of Rose」=「ローズ号を捜して」
第3話「Isobel Pulls It off」=「イザベルの変身」
第4話「Radio Lochdubh」=「開局ラジオ・ロックドゥ」
第5話「No Man is an Island」=「誰もいない島」
第6話「The Lochdubh Deluxe」=「お葬式は豪華に」

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スコットランド西部の村、ロックドゥ。
村で唯一の警察官へーミッシュ・マクベス巡査は、愛犬ジョックと今日も村の巡回に行く。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
前日も話したがUK版を見ているのであらすじは省略。
今回は特にお話が複雑で(事件の内容ではなく、人物達の心理と関係が)なかなか理解出来ない部分が多かったからだ。
気にしないichは、夢中で見ちゃいましたが。

このシリーズの基本はどうもシリーズ1の最終話で語った三角関係のようだ。
以下ネタバレになりそうなのでこの関係にやきもきしている方は読まないように。



いきなり彼女と一緒になっているヘーミッシュ。
彼女とは以前どのくらいに付き合っていたのだろうか?
そして、どうくらいの間離れていたのだろうか?
それとも、違う場所で付き合っていて、彼女を追っかけてこの村に赴任してきたのだろうか?
日本語訳を見てないので憶測が自分の中で飛び交うが。(苦笑)

さて、そんなことよりも、
彼がなんとも迷う気持ちがすっごく伝わって来た。
本当に好きなのは彼女だけど、今の彼女とはそう簡単に別れられない。
やさしい彼の複雑な心境がボビーの表情から切なく伝わってくる。
あの眼差しとセリフ回しはいいよねえ。彼女の性格を分かっているからこそって感じでさあ。

なんか無性に人間くさい感じがして、益々このヘーミッシュが大好きになった。

前シリーズでも、辛い選択があったが、今回も辛い選択がしいられた。
なんたってずるいのは彼女だ!
おいおい、そうなったら彼は素直に行動できなくなるだろうがあ、とベタな展開にもの凄く腹が立った。


好きになったと言えば、
彼と必ず行動を共にしている愛犬ジョック。
彼が「おいで」というと必ずタカタカと走ってくる姿(あの後ろ姿のお尻のふり具合)が無性に可愛い。

動物嫌いの自分だから映画やその他、何見ていても何も感じないのだが(逆に嫌な気分に)、このジョックだけは心奪われた!
ひょっこり助手席に我がもの顔で座っている彼が本当にいい。
すっごくボビーになれてる感じがするんだけど・・・。

一つだけ突っ込んでいいかな?
第3話の中でイザベルが変身するシーンだが、バックに流れる音楽がやけにベタで分かりやすかった。
さらに懐かしく感じた。
このドラマの時代背景は一応現代なんだよねえ、と演出家に確認したくなった。
(違うのかな?)

コメント
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