麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

シグナル~大地の楽日前日

2006年10月08日 | 東演
 さきほど『大地のカケラ』9ステージ目が終わりました。
 明日は千秋楽。そのあとには打ち上げがあって…
       今、買い出し組が三軒茶屋あたりを
       駆けずり回っているので、
       事務所で待ちながらキーを叩いています。

念願だった「はせひろいち」作品。
小劇場テイストながら新劇の客層にも耐えうる作品を!
と、演出は昴の新鋭「河田園子」さんにお願いしました。

《既に現代演劇のジャンルはない》と言われて久しく、
いわゆる「小劇場系」の作家が老舗の劇団に書き下ろしたり、
いわゆる「新劇団」の役者が、若いカンパニーに出演するのが
日常茶飯事な今日この頃・・・。

それでも、守備重視の4-4-2のチームのサイドバックが
攻撃重視の3-5-1-1に行けば、
当然サッカーのスタイルが変わるように、
確かに同じ芝居でも「言語」は異なることは否めない。
言うまでもなく、ここで言う「言語」は単なる言葉でなく、
あらゆるスタイルを指します。。。
で。
    今日のブログのタイトル「シグナル」ですが、
    辞書によれば・・・signal/名詞
    ①印、合図  ②信号(機)

つまり冒頭で書いたような「新たな試み」が、
この公演の意図(シグナル)するもので、
勿論、大きな演劇界の中で言えば、
小都市のローカル線の踏切で鳴る踏切のシグナルほどの
「カン、カン、カン、カン」かも知れないのだけれど・・・
それでも、そこを渡る人々には必要なように、
東演が、いよいよ五〇周年を前に、
これまでの伝統を活かしながらも、
新たな演劇世界へも積極的にチャレンジする!
・・・そんな舞台に、なった・・・かな???

   恐らく『大地のカケラ』をご覧になった方には
   この拙文の中に込められた兆候(シグナル)が
   お解りのことと思います。

でもあと1ステージあるので、
謎解きは、すべて終わったあとで・・・

おっと。みんな帰ってきたよ

   すっかり秋めいて、まだ六時前なのに、真っ暗
   きっと明日もいい天気?

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