麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

訪中譚①~大連その1

2007年11月19日 | 中国公演07
 10月18日、東演としては二度目の中国公演に総勢33名で出発。
 02年同様2作品を持っての巡演の、始まりは大連。

 大連は、今や中国有数の貿易港で、近年の成長は国内のみならず世界からも注目されている。街には様々な国籍の人々が闊歩していた。
 中でも日本は地理的に近く、また歴史的背景もあって、多くの日本企業や日系企業が進出しているそうだ。

 奇しくも『恋でいっぱいの森』の共同演出を務め、今回の全行程をともにした福原圭一氏が、大連生まれだったりするのだが、そのへんのエピソードについては後日詳しく書こう…。

 さて、大連周水子国際空港にて、『恋森』の翻訳及び全行程の通訳を務める朱海慶氏(日本在住、本業は画家、書家)と本公演の総受入団体「上海美演出経紀有限公司」の徐君らに迎えられ、降り立てば、生憎の雨。。。パラパラ程度の、バスで5分のホテルに着く頃にはやむほどの雨。。。は、ところが、これ以降帰国の日まで、ほぼ一ヶ月降ることがなかった。
 手続きを終え、空港を出たのは16時過ぎ。この日は明日に備え、各自、荷を解き、周辺を散策(スタッフは打ち合わせのために劇場へ)して過ごした。

 歩いても空港まで10分かからない、その名も大連国際机場賓館が宿泊先。カンのめぐりの良い方はお気づきでしょう。机場が中国語の「空港」。
 4ツ星で、2階のレストランはなかなか豪勢だったが、フロントは小銭が不足ぎみらしく、両替に苦心した。僕と橘さんは粘って3000円を日円→中国元に出来たが、そのあとの面々はまとめて1万円にしてのエクスチェンジとなった。

 やっぱ両替すると、気分がグッと海外っぽくなる!
 ただ、大連とはいえ市内からは車で30分ほど離れた場所で、ホテルの向かいは団地風の集合住宅。いわゆるベッドタウン。
 コンビニや超市(スーパー)を覗いて、夕食は近くのレストランで、戌の肉などを食しました。
  
 コンビニ。。。チェーンではなく、地元のよろず屋風。。。の隣は、美容院の内装工事をしていたが、わずか200Mほどのエリアに理容院&美容院が他にも4~5軒あった。
 結果的に大連に限らず、中国はどこも床屋が多かった。しかもかなり遅い時間まで開いていた。…まぁ床屋のグルグルはあるが鏡も椅子もなく、肌を露わにしたお姉ちゃん達が座っている、いわゆる風俗店もあったのだが、大連のホテル回りは全て、ちゃんとした店(?)でした。

 そんなこんなで、大陸初日は静かに暮れて行った・・・。

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