麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

区民A、小屋入りす。

2006年02月16日 | 東演
下北沢演劇祭・区民上演グループA『夏の夜の夢』が劇場に入った。
昨日(15日)、好天のもと、安田(舞台監督に初挑戦)以下、原野と僕・・・さらにはスーパーバイザー(?)古舘裕司氏(*1)の力を借りて、朝8時から荷積み。
 9時、北沢タウンホールへの搬入には、劇団員有志(岸並、能登、小池)のほか公演スタッフに、区民の有志も数人加わって、以下の仕込み…シュート…と作業は順調に進んだ。
 夕刻ともなれば、半数以上の区民が結集! パンチを敷くための養生テープを貼ったり、ケコミ(*2)を作ったり…。“役者”だけでなく、演劇に関わる様々な体験をしながら、本番に向け一歩一歩前進していきます。
 今日は雨まじりの曇天。朝から「明かり作り」
 岡田志乃の黒とグレーのみのエレガントな美術に、池上英輝氏のクールな照明が映えます。その中で、竹内陽子のコケティッシュな衣裳が踊るのです…。さらにはTAISHIの、そういうわけで今回は出しゃばらず、けれど相変わらずエッジの効いた音響が、《鷲田シェイクスピア》に陰影をつける。
 今回のスタッフも、愛情溢れる仕事で、区民達の演技をサポートしてくれています
いよいよ明日はゲネプロ。
 稽古場では、ビニテで高さが表されていたものが実際の空間として出現。明かりも音も入った中で、役者が変化する度合いはプロのそれとは比較になりません!
 これが区民上演グループに関わる楽しさのひとつでもあるのですが……。
 恐らく演出の鷲田照幸は、それを確認して、さらなる地平を目指したダメを出すことだろう・・・。
 2/18(土)19時開演
       2/19(日)14時開演(どちらも開場は30分前)
 入場無料。北沢タウンホール(下北沢駅南口より徒歩5分)

【文中敬称略】

   ※1=東演の舞台監督をはじめ、Mr.マリックの
      舞監など幅広いジャンルで活躍。東演次回
      作『見果てぬ夢』にも参加する、頼れる兄
      貴分!
   ※2=平台の側面などお客様に見える部分の化粧
      張り。今回は薄ベニヤを黒く塗って、平台
      のかまちに合わせて切りました。





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